蒼月の涙

       - 『降り頻る月たちの天空に』 外伝 -

物語概要


『降り頻る月たちの天空に』本編より4年前。前総帥の物語。

惑星レミュールという"世界"を構成するために不可欠な組織、魔術派と科学派。
昨今、優秀な魔導士の不足がささやかれ、科学の便利さにも押されるように魔術派の勢いは衰えている。
それでも現在の魔術研究所の総帥は、ここ数年で最も魔力の強い総帥と言われ、大きな信頼を集めていた。
しかし ―― その強大な魔力はシホウの心を蝕み、レミュールに大きな禍をもたらそうとしていた……。

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なるべく本編の重要なネタバレは含まないように書いていますが、多少はあります。
時系列ではこちらが先ですが、本編を先に読んだ方が良いかもしれません。
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